カーデザイナー

車だけに限らない面もある

カーデザイナーとは文字通り自動車のデザインを専門としているデザイナーのことです。最近は自動車に限らず、あらゆる乗り物のデザインを手がけている方もいます。
カーデザイナーの中でもレースやモータースポーツなどで使われるレーシングカーを専門としている方はレーシングカーデザイナーと呼ばれることがあります。

世界的に有名なカーデザイナーはたくさんいて、その人達のデザインした車は多くの人気を集めています。
カーデザイナーになるために特別な資格が要求されるわけではなく、完全に実力主義の世界となっています。
また、華々しく活躍している方だけではなく、あまり目立たないけれども仕事をしているカーデザイナーの方もいます。

カーデザイナーを養成するための学校は複数存在しており、日本にもあります。
最初はメーカーでの勤務から始めて、そのあと実力をつけたら独立する方が多いです。
この点は他の分野のデザイナーと共通している部分であり、独立している方の中には年収が1000万円を超えるような方もいます。

デザインというと外観のことだけを対象にしていると思われがちですが、実際には異なります。
車の機能性や快適性、素材など、さまざまな分野にデザイナーは関わっているのです。
本来、デザインというのは見た目だけではなく機能面にも関係する言葉なのです。

日本ではカーデザイナーの需要がある

これまでの日本の自動車産業において、デザインは一つの弱点として指摘されてきました。
そのため、最近では自動車メーカーが外部からカーデザイナーを雇い入れたり、あるいはメーカーの中でもカーデザイナーを独立した職業として認める方向性に進んでいます。
自動車メーカーの中にはデザイン部門があり、そこでは新しい車のデザインについて、日夜議論が進められているのです。

また、カーデザインを専門とする事務所もあり、そちらにメーカーが依頼するケースもあります。
一般的なコースとしては自動車メーカーに入り、デザイン部門で仕事をして、カーデザイナーとしての力を身につけていきます。
海外の大学やデザイン工房で修行をしてから、日本に帰ってきてカーデザイナーとして活躍する方もいます。

最初にコンセプトを立案したり、さまざまなソフトを用いながらプレゼンテーションを行ったり、スタッフとディスカッションをしながら、最終的な商品化へと進んでいきます。
車についての基礎知識はもちろんのこと、デザインに関する知識も必要となり、それだけではなくセンスも要求されます。
自動車を総合的に良い物にするためのデザインを考案する必要があり、とても難しいのですが、やりがいはかなりあります。
新しい技術を上手く取り入れながら、斬新なデザインを探求していく仕事です。